キャッシュレス決済の中でも、特に〇〇payなどのスマホバーコード決済を積極的に使うようになって数か月ほど経ちました。
少額決済ではメインの決済手段として使う場面が多くなってきたスマホバーコード決済ですが、実際に長期間使ってみて、ここは注意した方が良いというポイントも出てきましたので、これからスマホバーコード決済を使ってみたいなという人、使い始めて間もない人向けにキャッシュレスバーコード決済の注意点をまとめてみました!
キャッシュレスバーコード決済で気を付けるポイント8選
キャッシュレスバーコード決済を使う上で気を付けたいポイントを簡単にまとめてみました。
- スマホの充電切れ
- 使用可能店舗がない
- アプリの不具合
- チャージしすぎ、使い過ぎ
- データ流出対策
- 現金換金不可(今のところ)
- スマホ決済画面のスクショ
- 詐欺メール
それぞれ説明しますね。
スマホの充電切れ
当然ですが、スマホを使ってバーコード決済をしますので、スマホの充電が切れると決済自体ができなくなります。
スマホだけ持ってお買い物に来た場合などに充電が切れてしまうとお財布を忘れたのと同じ状態になってしまいますので、キャッシュレス決済をメインで使う場合はスマホの充電切れには気を付けましょう。

私はお店に入った段階で数パーセントということが何度もあってドキドキしちゃったわよ~。
使用可能店舗がない
日本社会でもかなり浸透してきているスマホバーコード決済ですが、やはりまだ使えるお店は限られています。
今のところ一番利用できる店舗が多いバーコード決済はpaypayですが、自分の生活圏で良くいくお店を調べてみると意外に対応していないところが多いことに気付くと思います。
バーコード決済だけではなく、クレジットカード(クイックペイなども含む)、電子マネーとも組み合わせて自分の生活にあったキャッシュレス決済方法を選ぶことが大事です。
キャッシュレス決済の種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない、という方はこちらの記事も参考になるかもしれません。

アプリの不具合
スマホアプリを使用して行うバーコード決済ですので、アプリ自体に不具合が起きても使うことができません。
paypayでは、paypay感謝祭という大きなキャンペーン時に利用者が多すぎて、アプリが正常に動かないという事態が発生しました。
今後スマホバーコード決済が社会に浸透するにつれ、アプリ自体も強化されていくと思いますが、特に大きなキャンペーン時はアプリの不具合も起きる可能性があることを念頭に置いておいたほうが良さそうです。
例えば先ほど例に出したpaypayだと、利用者が多すぎることによるアプリの不具合時でも、paypayアプリではなく、運営元のyahoo japan!アプリでもpaypay決済が利用可能なので、こちらのアプリで決済ができた方もいました。
また、大型のキャンペーン時はお買い物のタイミングを朝や夜などお買い物客が少ないと予想される時間にするなどの工夫が必要かもしれません。
チャージしすぎ、使い過ぎ
これはキャッシュレス決済全般で言えることなのですが、スマホバーコード決済はアプリ上で簡単にチャージが可能なので、ついつい無駄な買い物が多くならないように気を付ける必要があります。
銀行口座からチャージの場合は、後で思っていたより残高が減っているということや、クレジットカードからのチャージの場合は請求額にびっくりするようなことが起きないように、バーコード決済を利用する際も、自分が今月どれだけ使ったのかをきちんと確認したり、一月にチャージする額を決めておくようにしましょう。
キャッシュレス決済社会ではよりお金の管理能力が必要になってきそうです。
スマホバーコード決済はアプリの中ですぐに利用額や、お買い物店舗などがわかるので、クレジットカードよりは自分の使った内容を把握しやすいかもしれませんね。
※クレジットカードも専用アプリを入れれば決済内容がすぐにわかるようになっていることが多いです。
データ流出対策
スマホバーコード決済で、一番不安に感じている人が多いのは「データ流出」ではないでしょうか。
サービス自体がなくなってしまった7&iグループの「7pay」は情報流出が原因で利用者からの信頼を失ってしまいました。
特にクレジットカード情報や銀行口座情報などかなりセンシティブな情報を扱うスマホバーコード決済なので、自分の資産を守るために一切使わないという方も一定数いらっしゃると思います。
7payはシステム設計自体がかなり問題があるように報道されていましたが、個人的にはどの決済サービスでも起きうることだと感じています。
そのため、私が取っている対策としては、登録銀行口座について貯金用や給与振り込み用口座など、大きなお金が入っている時間が長い銀行口座は登録しないようにしています。
〇〇payなどに登録する銀行口座は、生活費引き出し用の口座で多くても10万~15万ちょいくらいしか入ることのない流動的な銀行口座を登録するようにしています。
チャージ用のクレジットカードは登録していませんが、どちらかというとクレジットカードを登録からのチャージの方が安全性は高いかもしれませんね。
paypayの場合は、クレジットカード、銀行口座を登録しなくてもセブン銀行のATMで現金チャージもできるので、そちらを利用するという手もありますよ。
現金換金不可の場合がある
スマホバーコード決済を使う上でちょっと不便だなと思うのが、一度チャージしたお金を現金化する術がほとんどないことです。
実はpaypayでは出金機能自体は準備されているのですが、
paypayマネー、paypayマネーライト、paypayボーナス、paypayボーナスライトと、paypay上でマネーの種類がわかれており、paypayマネーのみが出金可能というちょっとわかりにくい状況になっています。
また、楽天payも楽天キャッシュであれば出金は可能ですよ。
ネット上には、バーコード決済などの割引率を利用して安くモノを購入し、それを売って現金かする・・・というような倫理的におすすめできない方法も紹介されているので、現金化をする方法はゼロではありませんが、あまり褒められたやり方ではありませんね。
スマホ決済画面のスクショ
最近、特に若い方はスマホのスクリーンショット(画面撮影)画面をメッセージアプリで送ったり、SNSに投稿したりということを気軽に行っています。
あまりないとは思うのですが、スマホバーコード決済画面のスクリーンショットを人に送ったり、SNSに投稿するのは控えた方が無難です。
例えばyahooJapan!アプリのpaypay決済画面をスクショすると、「あなたのアカウントから支払いが実施される恐れがあります。」という警告ポップアップがでるので、その危険性に気付けるのですが、paypayアプリではこの警告はでません。(2019年11月時点では)
有効時間もあるので、悪い人に騙されない限り、よほど悪いことは起きないと思うのですが、悪意ある人にこの画面を送ってしまうと何が起きるかは想像に難くありませんよね。
モザイクなどで隠しても、モザイクを取る方法もありますので、ご自身の決済画面を他の人に共有しないように気をつけてくださいね。
詐欺メール
最後が、詐欺メールです。
これはキャッシュレス決済に関わらず、新しい制度や複雑な制度などを利用して起きることが多いのですが、キャッシュレスや消費者還元事業といった目新しいものに便乗して詐欺メールを送ってくる業者がたくさんいます。
「キャッシュレス」「消費者還元事業」といった最近話題になっている新しいキーワードで、
〇パーセント還元があるので銀行口座情報を教えてください
お金を振り込んでください
といった詐欺メールには注意してくださいね。
キャッシュレスバーコード決済は、アプリ上で還元されたり、提携サービス上でポイント還元されるパターンばかりですので、銀行口座情報をメールで求められたり、ましてやお金を直接振り込むようなことは一切ありませんので。
以上、私がバーコードキャッシュレス決済を数か月決済方法のメインとして利用してみて感じた注意点でした!
新しい技術やサービスは便利な反面、気を付けないと損をしたり失敗したりする可能性もありますので、少しでもこの記事がお役に立てればうれしいです!
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