『信用スコア』が日本でも広がる前にキャッシュレス決済を使っておいた方が良い理由 | ネコノミー!

『信用スコア』が日本でも広がる前にキャッシュレス決済を使っておいた方が良い理由

キャッシュレス決済と信用スコア クレカ/キャッシュレスで節約

突然ですが、「信用スコア」ってご存じですか?
日本ではまだなじみのない言葉ですが、中国ではいち早く導入されており、一般市民の間でも広がってきています。

実は、この「信用スコア」は気づけば日本でも着々と広まる下地が整えられ始めています。

ですので、『信用スコア』が日本でも広がる前にキャッシュレス決済を使っておいた方が良い理由をズバリ申し上げますと、

『クレジットカードや〇〇payといった「キャッシュレス決済」を積極的に使った人の方が今後社会的に有利になる可能性があるから』なんです。

具体的にお伝えしますね。

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「信用スコア」って何?

そもそも「信用スコア」または「個人信用スコア」について、簡単に説明すると以下のような内容になります。

信用スコアまたは個人信用スコアとは、個人の社会的な信用度を数値化したものです。算出方法は国やサービスによって異なりますが、クレジットカードなどの決済サービスに関する利用実績や購買状況、返済履歴に加え、年齢・学歴・保有資産などの属性によって個々人の持つ信用力を評価し、スコアアリング表示可能にします。

これまで管理されてきた信用情報はクレジットカードの利用歴や借入金の有無などがメインの情報でしたが、これからは個人の経済活動ほぼすべてが信用スコアのスコアリング材料になりうる社会になっていきそうです。

個人の経済活動や消費活動を元にスコリングされちゃうってちょっと怖いけど世の流れには小市民は逆らえないわ~。

「信用スコア」が高いほど社会で有利に立ち回れる

この「信用スコア」、例えば銀行などでお金を借りる時などに「信用スコア」が高ければお金が借りやすくなるといったような単純な話ではありません。

信用スコアが社会のシステムとして広がっている中国では、信用スコアが低いと航空券や鉄道のチケットを購入することができなかったり、NPOなどの組織の立ち上げが禁止されたりするという実生活に支障がでるかもしれないんです!

もちろん、日本で信用スコアが同じように運用される・・・というのはまだ早計ですが、「信用スコア」が高い人は特典が受けれるといったようなスコアが高い人が優遇される状況は起きる可能性が高いと個人的に感じています。

「信用スコア」を上げるためにはキャッシュレス決済を利用しておいた方がいいかもしれません

では、今後社会的に有利な特典を得るために『自分の「信用スコア」を上げたい!』という場合、何をすればよいのでしょうか?

もちろん、借金をしないようにしたり、クレジットカードを滞納なく利用するといったようにお金に関してルーズな対応をしないということも大事なのですが、今後はキャッシュレス決済を使ってどのくらい決済をしたかという点も重要になってくると考えられます。

日々の生活にどれだけお金を使える人なのかという情報も「信用スコア」を測る上では重要視される可能性が高いです。

クレジットカードがたくさん使うほどゴールド、プラチナとランクアップできるようになり特典が増えるのと似ていますが、「信用スコア」ではクレジットカードの利用歴はもちろん、日々の小さな決済情報も判断材料にすると言われています。
どのキャッシュレス決済を使えばいいか

そのため、現在日本でも普及しつつある少額決済の際などに使われる〇〇payといったバーコード決済を今のうちに使っておけば、その決済事業者が「信用スコア」を計測し始めたときに、高いスコアが付く可能性があります。(中国では買った内容によって信用スコアのつけ方が変わるというような話もあるようですよ・・・)

例えば中国では信用スコアはアリババの「芝麻信用(セサミ・クレジット)」が最も普及していますが、政府も独自に信用スコアを測るシステムを構築しています。

この「芝麻信用(セサミ・クレジット)」はアリババが運営しているキャッシュレス決済サービス「アリペイ」の利用履歴はもちろんのこと、購買内容やSNS上での行動などが品行方正であることがスコアアップに大きく結びつくというから驚きです・・・。

例えばオンラインゲームを1日10時間とかやっちゃう人だとスコアが下がって、オムツを頻繁に購入する人は良い母親ってことでスコアが上がるようなイメージなんですって!

日本ではさすがに拒否反応が起きそうな内容ですが、今後どうなるかはわかりませんね。

とりあえず、キャッシュレス決済を使っているかどうか、どれだけ日常的に決済しているかどうかは日本での「信用スコア」のスコアリング基準に含まれる可能性が高い内容ですので、自分の信用スコアをあげるためにも今からクレジットカード、〇〇ペイといったキャッシュレス決済に慣れておくことををお勧めします。

実は既に日本で始まっている「信用スコア」サービス

そして、実は日本でも既に「信用スコア」のサービスは始まっています!
代表的なものの一例をあげておきますね。

  • J.Score(ジェイスコア)
  • ドコモスコアリング
  • LINE Score(ラインスコア)

J.Score(ジェイスコア)は、日本初の信用スコアサービス。
みずほ銀行とソフトバンクが提携して設立し、2016年11月からサービス提供が開始されています。J.Score(ジェイスコア)はそのうちpaypayの情報も利用されそうですね。(あくまで個人の予想です。)

ドコモスコアリングは、その名の通り、NTTドコモが発表した信用スコアサービス、実は2019年3月からサービス提供を開始予定でしたが、まだ実際にサービスがスターとしているわけではありません。

今のところ一番身近に使えそうなのが、LINE Score(ラインスコア)です。
こちらは既にLINEPayとも連携していますし、LINEアプリの中で利用できるので、自分のスコアを測った方も多いのではないでしょうか?

LINEスコアではいくつかの質問に答えるとあなたのスコアが表示されます。
LINEスコア

質問は性別や職種、年収などその人の信用力を測るための質問が全部で15問ほどありました。

ちなみに、LINEスコアはLINEアプリの中のウォレットを開くと「スコア」というアイコンがあるので、ここから計測することが可能です。
LINEスコア

LINEスコアは、質問に答えた後に本人認証をしたり、提携している家計簿アプリを使ったりすると更に上がっていくそうです。

LINEではこのLINEスコアの点数が高くなると、独自のランキング制度「LINEスター」のグレードがアップしていき、LINEpayの還元率が変わってきます。
既に信用スコアによるお得特典の変化が実感できる実例ですね!

LINEスター

LINEpayを使えば使うほどLINEスターのランクはアップします。
私はLINEペイは全く使っていないこともあり、ランクは一番下でした・・・。
LINEスターホワイト

今後日本にも来るかもしれない「信用スコア」社会に備えて

正直ランク付けされるのはあまり気持ちがいいものではありませんが、やはり今後の「信用スコア」のことを考えると、バーコード決済などの新しいキャッシュレス決済には、慣れていった方が社会的に有利な面が増えそうだなと感じています。

私は今のところpaypayと楽天payをメインで使っているので、そちらのサービスで今後信用スコアサービスとの連携が始まったら、信用スコア高くなるといいな・・・。

日本では賛否両論が渦巻きそうな「信用スコア」ですが、個人的には大きな流れには乗っておいたほうがいいという方針ですので、「信用スコア」が日本で主流になる前に、キャッシュレス決済の知識や体験を積み重ねていこうと思っています!

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