大手キャリアから格安SIMのmineo(マイネオ)に乗り換えた結果、1人当たり約10万円、夫婦2人で年間約20万円の節約に成功しました。

個人的には大手キャリアからmineo(マイネオ)などの格安SIMにすぐにでも乗り換えをお勧めしたいのですが、当然良い面(メリット)だけではなく、不安な面(デメリット)もあります。
誰でも格安SIMが向いているわけではないと思いますので、今回私が格安SIMのmineoに乗り換えて2年経ったタイミングでの格安SIM(主にmineoでの体験も含めて)のメリット・デメリットをまとめてみました。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討しているけど、良いことだけではなく悪い点も知りたいという方にはお役に立つかもしれません。
ただし、【通信費節約】という点でのみ言えばメリットはかなり大きいです。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるメリット(良い点)
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるメリット・良い点は主にこのような内容が上げられると思います。
- 月額利用料が大幅に節約できる
- 期間縛りがないまたは期間が短い
- 料金プランがわかりやすい
月額利用料が大幅に節約できる
月額利用料は我が家の場合はソフトバンクから格安SIMのmineo(マイネオ)年間約20万円ほど節約ができました。
mineo(マイネオ)は格安SIMの中では最安値というわけではないので、もっと節約度合いが高くなる方もたくさんいらっしゃると思います。
月々の固定費である携帯・スマホ通信費用を抑えたいという方には、格安SIMの節約効果はかなり絶大です。
期間縛りがないまたは期間が短い
また、最近はキャリアの2年縛りに廃止の波が来ています(2019年10月1日時点で違約金上限1000円)が、そもそも格安SIMには期間縛りがないところも多く、縛りがある場合でも期間は短めです。
そのため、格安SIMに乗り換えたけど他の格安SIMにやっぱり乗り換えたいという場合も比較的身軽に動くことができます。
料金プランがわかりやすい
更に、大手キャリアの料金プランのように「実質何円~」のような複雑なプランはほとんどなく、データ通信で月額〇円、音声通話で月額〇円と料金体系が非常にわかりやすいです。
格安SIMは大手キャリアから乗り換えるが大変で面倒なイメージがありますが、乗り換えてしまえばその後のプラン内容などは非常に明確でわかりやすいですし、何より間違いなく安いです。

私もソフトバンク時代は明細書を見てもプラン内容と料金がどうやって決まっているか解読できないことも多々あったわ~。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるデメリット(悪い点・不安な点)
とはいえ、格安SIMには良い点ばかりではなくデメリット(悪い点・不安な点)があることも事実です。
例えばこんなデメリットが考えられます。
- 初期設定を自分で行う必要がある
- 対面(実店舗)でのサポート体制が弱い
- 通信速度が遅いことがある
- 通話用アプリなどを使用しないと通話料が高くなる
- キャリアメールが使えない
- キャリア決済が使えない
- LINEのID検索ができない場合がある
- クレジットカード決済が必須の場合が多い
デメリットについて少し補足しておきますね。
初期設定を自分で行う必要がある
格安SIMに乗り換えたいと思う人が一番不安に思ったり、面倒だなと感じるのが初期設定を自分で行う必要があるという点ではないでしょうか?
mineo(マイネオ)もやはり申込み後にSIMカードが送られてくるのでそれを自分で手持ちのスマホにセットする必要がありました。
その他端末の初期設定なども行うことになるので、確かに初めてのことには不安になるのもうなずけます。
しかし、基本的に初期設定のやり方などは詳しいパンフレットなどがついていますし、問い合わせればやり方はしっかり説明してくれるところが多いです。
mineo(マイネオ)は説明の冊子などもわかりやすく、格安SIMなどの新しいサービスに不慣れな人でもわかりやすいように工夫がされていました。

初期設定は最初だけだし、それさえ乗り越えれば格安SIMはお得で快適よ~。
対面(実店舗)でのサポート体制が弱い
実はチャットやウェブ上での問い合わせは充実している格安SIM業者が多いのですが、実店舗が非常に少ないまたはないため、対面でのサポート体制は弱いです。
mineo(マイネオ)はウェブチャットなども対応が早く、問い合わせに困ったことはありませんが、ウェブ上での問い合わせが苦手・・・と言う方にはデメリットと感じるかもしれません。
ただし、mineo(マイネオ)を含めた一部の格安SIM業者は実店舗を構えているところもあります。
更に、家電量販店で取り扱いのある格安SIM業者も多いので、家電量販店で聞いてみることも可能です。
通信速度が遅いことがある
格安SIM業者は基本的に回線をdocomo,au,softbankといった大手キャリアから借りている状態です。
基本的には大手キャリアと同じ回線速度なのですが、混雑する時間帯は通信速度が遅くなることがあります。
特に、お昼の12時と夕方18時台は格安SIMの通信速度が遅くなることがあると言われています。
mineo(マイネオ)もやはりお昼12時、夕方17時、18時ごろは多少通信速度が遅くなることがあるようです。
地域性にもよりますが、最近は自宅や仕事先ではwifi環境が整っていることも多いので、自分が一番格安SIMのデータ通信を利用する時間帯によっては通信速度が遅いことがストレスになるかもしれません。

今のところ私は速度については気になったことはないわ~!
通話用アプリなどを使用しないと通話料が高くなる
これは長電話をする方限定なのですが、通話の時間が長い場合はキャリアのかけ放題プランの方が安くなる可能性もあります。
格安SIMでもかけ放題系のプランはありますが、時間が決まっていることが多いのでどれだけかけても定額というプランは珍しいです。
通話プランについては、mineo(マイネオ)の場合10分かけ放題で850円というプランがありますが、毎回10分以上電話するという方には向いていません。
キャリアメール・キャリア決済が使えない
当然ですが大手キャリアで使っていた「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」などのメールアドレスは使えなくなります。
これまでメインの連絡先などをキャリアの携帯メールアドレスにしていた方は格安SIMに乗り換えた直後は新しい連絡先を知人に伝えたり、各サービスの登録内容を変更したりという面倒な作業が発生します。
また、キャリア決済が使えない点も困る方はいらっしゃるでしょう。
キャリア決済とは、有料のゲーム課金や、音楽をダウンロードしたときなどの料金を毎月のスマホ利用料と併せて支払えるサービスです。
普段キャリア決済をよく使っていたという方には大きなデメリットですね。
LINEのID検索ができない場合がある
日本では通話アプリとしてシェアが大きいLINE。
通話は基本的にLINEと言う方が多いと思います。格安SIMに乗り換えた場合、友達登録や検索する場合にLINEのID検索ができない場合があります。(LINEモバイルはできます。)
LINEの友達リストに連絡先を加えたい場合は、直接QRコードを読み取ってもらうか「ふるふる」機能、招待URLを送信するなどで対応することとなります。
クレジットカード決済が必須の場合が多い
mineo(マイネオ)もそうですが、基本的に格安SIMの月額料金支払いはクレジットカード払いです。
そのため、クレジットカードが使えない、持ってないという人は格安SIMを利用できないことが多いです。
格安SIMは向いている人と向いてない人がいます
格安SIMのメリットはなんと言っても月額料金の安さです。
もし高くてもサポートがしっかりして、実店舗がある大手キャリアのサービスの方が安心という場合は、わざわざ格安SIMを契約する必要はないと思います。
格安SIMは誰でも乗り換えるべきと言うよりも、向いている人と向いていない人がいます。
格安SIMに向いている
こんな方は格安SIMに向いていそうです。
- とにかく月額使用料を安くしたい
- 通話をほとんどしない
- 通信速度にあまりこだわらない

私はとことん月額利用料を節約したかったから格安SIMにして本当に良かったわ~。
格安SIMに向いてない・不要
逆にこんな方は格安SIMには向いてない、不要かもしれません。
- 月額料金が高くても全く気にならない
- 対面、店舗でのサポートを頻繁に必要とする
- スマホの操作やウェブ上のサービスに不慣れ

ご高齢の方などでサポートをしっかり受けたかったり、経済的に余裕のある場合などは無理に格安SIMにする必要はなさそうね~。
格安SIMは大手キャリアが回線を維持しているからこそ成り立っているサービスとも言えます。
日本国民全員が格安SIMに乗り換えてしまうとそれはそれで通信事業として成り立つのかな・・・という疑問もありますので、サポートや充実したプランがある大手キャリアを使う人もいれば料金やシンプルなプランがある格安SIMに魅力を感じる人もいるので、それぞれの生活スタイルや好みに応じて格安SIMか大手キャリアかをしっかり検討してみるのがベストですね。
\我が家はmineoで年間20万円節約できた/
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