2019年10月1日から消費税が10%に上がりますね。
消費者への税負担が重くなってしまい、特に低所得層や中流世帯の負担が大きくなるのでは・・・?という議論もあります。
そんな不満から目をそらすためとも言われているのが「プレミアム商品券」という制度。
我が家にもプレミアム商品券の引換券が届きましたので、
プレミアム商品券ってどうやって使うの?
という疑問についてまとめてみました。
横浜市の事例ですので、自治体によって異なる部分もあるかもしれませんが大筋は同じような制度のはずですので参考になるとうれしいです!
プレミアム商品券って何だろう?
今回手元にあるのは横浜市のプレミアム商品券購入引換券です。
プレミアム商品券購入引換券は各自治体から届きます。
実物がこちら。
購入引換券ですので、届いたものがそのままプレミアム商品券として使えるわけではありません。
ちょっと(いやかなり)面倒なのですが、まずプレミアム付商品券の引換購入窓口に行って、プレミアム商品券を購入しなければいけません。

商品券を購入して何でお得になるのかしら?
商品券をまず最初に購入しなければならない、というのがわかりにくいですし、ちょっと使いづらい制度だな・・・と思うのですが、要するに購入した金額以上の額面の商品券が手に入るというもの。
4,000円で購入すると5,000円分の商品券が渡されるという制度です。
プレミアム商品券が購入できる対象者は?
このプレミアム商品券、日本国民全員が購入できるわけではなく、一定の条件を満たした対象者にのみ適用される制度です。
対象者は以下の通り。
「②学齢3歳未満の小さな乳幼児のいる子育て世帯の方」
詳細は内閣府の「プレミアム商品券」のサイトに記載されています。
「①住民税非課税の方」
というのは、ざっくり言うと収入があまり多くない方が該当します。
ご高齢の方で年金暮らしをしている方や、若くても何らかの理由で就労が難しかったりする場合などは当てはまる場合が多いでしょう。
・住民税が課税されている方に扶養されている方
(生計を一にする配偶者、扶養親族等)
・生活保護の受給者等
は対象外です。
もう一つの対象者「②学齢3歳未満の小さな乳幼児のいる子育て世帯の方」
の「学齢3歳未満」というのが少しわかりにくいのですが、
2016年4月2日から2019年9月30日までに生まれたお子さまがいる世帯の世帯主 なので、プレミアム商品券が購入可能になる2019年10月1日時点で、3歳6カ月未満のお子さんと言うことになります。
例えば保育園では、3歳になっているお子さんでも2歳クラスの場合などがありますが、年齢が満3歳以上でも学齢が2歳という状況が起こりえます。
今回我が家にはちょうど満3歳になっていますが、学齢2歳(学齢3歳未満)子供がいましたので、「①学齢3歳未満の小さな乳幼児のいる子育て世帯の方」に該当するためプレミアム商品券引換券が送られてきました。
乳幼児のいる家庭は申請不要、住民税非課税の方は申請が必要!

うちは自動的に送られてきたけど、申請が必要な場合もあるみたいよ~。
今回「①学齢3歳未満の小さな乳幼児のいる子育て世帯の方」に該当する我が家は、申請は不要で自動的に自治体からプレミアム商品券購入引換券が送られてきました。
しかし、「①住民税非課税の方」に該当する方は、自分で該当するかどうかを判断して申請書を提出しなければいけません!
多くの市区町村では対象の方へ住民税非課税の通知とともに個別に郵送しているそうですが、届かない場合は市区町村まで確認する必要があるようです!!

めんどい!!!
(もらい損ねる人、めんどくさいから申請しない人がたくさん発生しそうね・・・)
更に①と②両方に該当する場合は、両方の立場でプレミアム商品券を購入することができます。
こちらも内閣府のサイトにある説明画像。
確かに両方に該当する場合、
①非課税者分として4人分(子供2人も含まれます)
②子育て世帯として2人分
計6人分ということなので、15万円分のプレミアム商品券を12万円で購入できることになるので、確かに3万円お得になります。
でも、ぶっちゃけ12万円先に払うの辛くないですかね・・・。(分けて購入することもできますが)
非課税者と言うことは、失礼ですがおそらく余り生活に余裕がある方ではないと思います。そんなご家庭が3万円得するために12万先に払うって・・・辛い・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。

私既に1人分の2万円を先に払うのですらちょっと嫌だわ~。
※分割で購入額4,000円(額面5,000円)で複数回購入は可能です。でもめんどい。
プレミアム商品券の購入場所
プレミアム商品券は再発行禁止、複写(コピー)も禁止なので、このプレミアム商品券購入引換券を持って引換購入窓口に行く必要があります。
今回手元にある横浜市のプレミアム商品券引換購入窓口一覧はこちら。
JAが窓口になっているのは全国的に共通かもしれませんね。
その他、ドン・キホーテやイトーヨーカドー、イオン、百貨店ではそごうなども窓口となるようです。
窓口んお基準が良くわかりませんが、一応複数の場所でプレミアム商品券引換窓口は設置されるようです。
プレミアム商品券が使える店舗は?
そして、一番気になるのが、このプレミアム商品券どこで使えるのか?
ということではないでしょうか。

いくらお得でも使う場所が近くになかったら悲しいわ~
プレミアム商品券を使える店舗については、横浜市の場合はそこそこ多くのお店で使用可能なようです。
例えばスーパーやドラッグスア、子供向け用品店では、
で使用可能なようです。
現在も使用可能店舗を募集しているので今後も増えて行くことが予想されます。
こちら、お住まいの自治体のプレミアム商品券の専門ページができていることが多いので、確認してみてくださいね。
ひとまず、乳幼児がいる世帯は別として、住民税非課税で今回のプレミア付き商品券の対象になっている方は11月中(自治体によって異なる可能性があります)に申請が必要な場合もありますので、気をつけてください!
購入したい場合は早めの申請をお勧めします!
プレミアム商品券購入、使用時の注意点
尚、プレミアム商品券の使用期限などについて、ちょっと注意したいポイントもあるのでまとめておきます。
●お釣りが出ない
●使用期限は2020年3月まで
●転売・譲渡は禁止
10月1日になって、実際にプレミアム付商品券が購入できるようになったら実際にプレミアム付商品券購入した記事も公開しますね。
プレミアム商品券については、内閣府に立派なサイトもありますので、説明としてはこちらの内容が一番正確性があるサイトですので、より詳しく知りたい人は内閣府のサイトを見てください!
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